「クリスマス」が「年の瀬」に変わる時間帯です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、第6回演奏会の1st & 2nd ステージを少しだけ解説します。
■1st Stage ~ ルネサンス期の名曲を美しく歌います
「ルネサンス期」といっても、合唱や西洋史に詳しくないとピンとこないかと思います。
日本語では「文芸復興」等の訳語で呼ばれ、音楽史的には15~16世紀に当たる時代です。
ピアノなどの近代的な楽器のなかったこの時代、無伴奏での合唱曲が多く作られました。
この時期の楽曲は大別して「宗教曲」と「世俗曲」に分けられます。
「宗教曲」は教会での歌唱を想定して作られ、天上へ届くような美しい響きを持ちます。
「世俗曲」は当時の貴族の嗜みのようなもので、風景の綺麗さや恋の切なさを歌うような、
今のポピュラー音楽にも通じる内容を歌うものです。
今回の1st Stageでは、上記の両方のジャンルからバランスよく取り揃えてお届けします。
【曲目】
・Il bianco e dolce cigno
・Ave verum corpus
・Ave Maria など
■2nd Stage ~ 少人数のユニットに分かれてアカペラポップス曲をかっこ良く歌います
時代は大きく飛んで現代、楽曲も合唱からは少し離れます。
ポピュラー音楽のジャンルとしてのアカペラは、以前から続いていましたが、
ゴスペラーズの活躍などによって若い世代を中心としたブームが巻き起こり、
一定の知名度を得てプレイヤー人口も増えました。
the Vocal Playは少人数アンサンブルグループのため、大規模な合唱団と比べると
こういった現代ポピュラーアカペラとの距離が近い存在です。
そこで(?)、今回は団員をユニットに分割して、馴染みやすいアカペラ曲をお届けします!
【曲目】
・ウイスキーが、お好きでしょ
・The Longest Time
・Lollipop など